今回は、事務職へ転職したい人のために、職務経歴書の書き方を教えます。
僕が就職活動していたころ、転職エージェントと相談して実際に書いた職務経歴書を、例文テンプレートとして載せます。
参考になればうれしいです!
未経験の職務経歴書の書き方の基本
職務経歴書を送る会社が、どういう会社なのか。それを理解したうえで、転職者に何を求めているのか、イメージすることが大切です。
そして、それをあなたが持っているとアピールするんです。
では、どのように書けばいいのでしょうか。
未経験から事務職へ転職 職務経歴書の例文テンプレート
ここからは実際に僕が書いた職務経歴書を、いくつか紹介します。
私は、ワタミ新店の立ち上げに携わり、スタッフの育成・教育の責任者を任されていました。
売り上げ管理他新人スタッフ専用の教育マニュアル作成など事務業務に携わり、書類の見やすさ・わかりやすさを意識し、初見でも理解しやすいように心掛けていました。
数値管理では特に正確さが第一ですので、確認を念入りに行ってきました。
「飲食店の従業員は、パソコンが使えない」なんてイメージをされがち。
そこでこんな文章を入れました。
Word(報告書作成、グラフ・画像挿入など)
Excel(売上・在庫・シフト管理、表計算・IF関数など)
PowerPoint(画像の挿入、スライド作成)
僕は、ワタミをやめてから、簿記を学ぶ職業訓練校に通っていました。
職業訓練校とは、転職希望者に次の仕事に就くためのスキルを教えてくれる、国管轄の専門学校のようなイメージです。
そこでの経験を書きました。
前職では接客業がメインでしたが、パソコンを使う仕事の方が、自分のコツコツ努力し、積み上げる性格には合っていると思い、転職を決意しました。
ただ、今まで事務職の経験もアピールできる資格もないので、簿記の職業訓練に通い、簿記2級の資格を取得し、パソコンのスキルも学びました。
こうした新しいことに挑戦し、そのために必要な努力も継続して行えることは、御社の仕事を行う上でも必要なことかと思います。
事務職でも大切なコミュニケーション能力をアピール
僕は、事務職だけではなく、仕事で大切なことはコミュニケーション能力だと思っています。
事務職は、パソコンでカタカタと一人で仕事するイメージがある人もいるかもしれません。事務職だって一人で仕事はできません。上司や同僚、部下と一緒に仕事を進めます。
そういった仕事の基本への理解と、コミュニケーションに自信があるという、飲食店従業員としてのアピールがコレ。
行動を省みたところ、機械的な指示が多かったのではと思い、一人ひとりのコミュニケーションを大事にして、心を通えるように意識しました。
すると、徐々にスタッフとの雰囲気が良くなり、約3ヶ月で新人スタッフにホールの接客業務やドリンク作成など、基本的な業務を任せられるまで成長しました。
お客様に対する接客力・臨機応変な対応力など対人関係における力は、充分に培ったと自負しております。
協調性やコミュニケーション能力は貴社の職場でも十分に活かせると思います。
【まとめ】未経験の事務職へ転職!職務経歴書の書き方
あなたのやりたいことは大切です。
でも、それ以上に大切なことは、転職先の会社からあなた自身を見ることです。
あなたを採用するメリットを、上手に伝えましょう。