【年間30万円貯金】年収200万円でもできた!超具体的な貯金の方法・コツを紹介

サラリーマンの資産運用

同僚「今日ついに給料日だね。俺は朝にお金おろして、カードの支払したよ」

ぼく「えっ?今日給料入ってもう使ったの?」

同僚「いやいや前月分さ。実家の仕送りもいれると、早くもカツカツだわ」

ぼく「そっか、貯金できてるの?」

同僚「貯金?!無理無理。ないよ、全く」

 

これは僕と職場の同僚との会話です。

この話をしていた当時、僕と同僚は年齢31歳。

そして同僚の貯金は、0円だったのです。

ちなみに、当時の僕の年収は200万台でした。

僕も貯金額が多いわけではないので、偉そうなことは言えませんが、他人事ながら危機感を覚えました。

今回は、無理なく貯金を続けるための具体的な方法を書きます。

それが「パーセンテージ貯蓄法」です。

・貯金額は、収入のパーセンテージに応じて決める
・口座は3つに分ける
・もっとも大切なことは、習慣化

 

お金を3つの口座に分ける

f:id:ryukouaoi:20171126064051j:plain

まず始めに、給料口座、貯金口座、投資口座の3つに分けます。

給料口座は、給料の振込先口座で、生活費など日々使用するための口座です。

貯金口座は、貯金するお金を振り込む口座で、ここに入れたお金は引き出しません。あくまで貯めるための口座です。

投資用口座とは、株やFXなど資産運用を行う口座です。

 

見てもらうとわかる通り、基本的にお金を引き出す口座は、給料口座だけです。

他2つの口座は一度預け入れたら引き出さず、貯めたり資産運用のために使用します。

普段使用しないためにも、貯蓄・投資口座のキャッシュカードや通帳は持ち歩かないようにして、使いたくても使えない状況します。

人間の意思は簡単に崩れますから、意思に頼らないように使えない状況を作ることが大切です。

 

金額はパーセンテージで決める

f:id:ryukouaoi:20171126064254j:plain

「お金を3つに分けるのはわかったけど、金額はどうするの?」

そうですよね。

特に貯金や投資はいくらにするか大切です。

 

金額を振り分けるときに考えることは「月3万円貯金しよう」などという金額で決めないことです。

では何で決めるのかというと、パーセンテージで決めます。

給料から、生活費は何%、貯金は何%という、金額ではなくパーセンテージで振り分ける方法です

 

金額で決めないメリット

金額で決めないメリットは、給料が固定給でない限り、働いた日数や時間数で給料は変動しますよね。

そうすると、先月は20万だったけど、今月は18万だ、ということが起こります。

それなら貯金3万円などと決めず、給料の何%と決めたほうが月々の微妙な誤差に悩まなくなります。

ぼくの場合、
給料口座は60%(うち生活費が50%、書籍代など自己投資用に10%)
貯金口座は20%
投資口座は20%という振り分け。

 

貯金口座を20%に設定すると、1年で年収の2割が貯金でき、5年後には年収分の貯金が出来ます。

もちろん、これは僕の例なので、金額の振り分けは皆さん次第です。

 

貯金で最も大切なことは習慣化だ

f:id:ryukouaoi:20171021192718j:plain

パーセンテージ貯蓄法で大切なことは、使用する金額である生活費の上限を決めてしまい、貯金や投資を習慣化することです。

習慣化しないと、制限なく使ってしまいますし、気が付いたら貯金ゼロという状況になりかねません。

それと一度「貯金は20%」と決めたなら簡単に崩さないことです。

 

私は給料が振り込まれたら、すぐにパーセンテージでそれぞれの口座に振り込む金額を割り出し、機械的に振り込みます。

一度決めたパーセンテージがあるので、お金をおろすときは何も考えずに行うのです。

「今月は飲み代が多くなりそうだから、貯金は10%でいいや」
などと妥協しないように、感情を入れず淡々を行います。

そうしないと習慣化できず、気が付いたら貯金できない体質に戻ってしまいます。

特に貯金のパーセンテージと投資パーセンテージは、無理のない数値を設定しましょう。

 

みんなの貯金額は?約10人に3人は、貯蓄なしの時代です

「そういえば世間は、みんな貯金してるのかな」気になった僕は調べてみることに。
するとこんなデータがありました。

20代 貯蓄のない世帯41.0% 平均値183万円 中央値30万円
30代 貯蓄のない世帯34.2% 平均値415万円 中央値130万円
40代 貯蓄のない世帯30.4% 平均値614万円 中央値300万円
50代 貯蓄のない世帯29.5% 平均値1124万円 中央値408万円
60代 貯蓄のない世帯28.1% 平均値1765万円 中央値740万円

(参考:金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査」(2014年))

 

中央値とは、数字を小さい順に並べていったとき、真ん中に来る数字のことです。

働き始めた20代で貯蓄なしはわかりますが、30代で貯蓄なしが34%には驚きました。

さらに、60代でも28%が貯蓄なしとは知りませんでした。

約10人に3人は貯蓄なしの時代です。

 

前述した同僚も、決して珍しいタイプではないということです。

ただ、平均値と中央値は世代ごと確実に上がっているので、格差が浮き彫りになったデータといえるでしょう。

 

貯金のコツは、お金の流れを作ること

・パーセンテージを決めたら機械的に口座に振り込む
・無理のないパーセンテージで、貯金を習慣化しよう!

 

肝心なことは「1年で100万貯めるぞ」などと意気込まず、お金の流れを作ることを習慣化していくことです。

ぼくは非正規雇用で、年収150万ほどのショボい野郎ですが、パーセンテージ貯蓄法で1年で30万以上は貯金できました。 

老後のためにも計画的にお金を管理していきたいですね^^

タイトルとURLをコピーしました