「土木関係の仕事に転職しようと思うんだよね」
大学時代の友人からの相談でした。
彼は、アルバイトで車の整備会社に勤めていたこともあり、デスクワークより、何かを作ったり、機械をいじったりすることが好きな人です。
僕は「そうなんだ。前から興味あったんならいいんじゃない」と返事しました。
なぜか友人は浮かない顔。
話を聞くと、周りの意見に振り回されているようでした。
「意見や評価だけ」したがる人たちがいる
先の友人の話の続きです。
「まぁ、そうなんだけど、家族とか友達も『せっかく大卒なんだから、ホワイトカラーのデスクワークの方がいいんじゃないか』っていうのさ。大卒っていう学歴なのにもったいないってね」
う~ん、、、確かに最もらしい意見ですね。
でも僕は反論する意見を言いました。
「確かにもったいないっていう考えもあるだろうけど、それより仕事を続けられるかどうかじゃない?もったいないかどうかで仕事って選ばないでしょ」
このように返事しました。
友人は少し考え込んだ後「そうだよな、続けられるかだな」
こう言っていました。少し明るくなった友人が印象的でした。
結果的に友人は、土木関係への転職を決めました。
数年たった今でも、元気に勤めています。
周りの人は無責任である
僕と友人のやりとりでわかるように、世間の人たちは何かと評価したがります。
テレビタレントへの意見、会社への要望、個人の転職まで挙げればキリがありません。
ですが、世間の言われた通りやって、失敗したとしても何もしてくれません。
結局、言うとおりにしたところで、世間は何もしてくれない。
大切なことは、自分がどうしたいか。自分の想いにしたがって行動すればいい。
もし、上手くいかなくても、きっと納得できる。
僕はこのように思うんです。
それを明快に教えてくれたのは、『カイジ』という漫画です。
僕たちは他人のために生きているわけではない
『カイジ』は、藤原竜也さん主演で映画化されたこともある人気作品です。
単なるマンガとしておくのがもったいないくらい、人生について教えてくれる名作です。
漫画の中で、主人公の伊藤カイジが、次のようなことをいっています。
「関係ねえ。他人なんか関係ねえんだよ。
オレだ。オレだ!オレなんだ!
肝心なのはいつもオレがやると決めてやる。ただそれだけだ!耳を傾けるべきは、他人の御託じゃなくて自分。オレ自身の声。信じるべきはオレの力。そのことに今やっと気が付いたのさ」
転職に悩んでいた友人。漫画カイジの名言を参考に、相談に乗った話~まとめ
カイジの言う通り。大切なことは、自分がどうしたいかです。
先の友人のように、周りの人たちは「ああした方がいいよ、こうした方がいいんじゃない」とあれこれ言ってきます。
中には「なるほど」と思える意見もあるでしょう。
ただ前提として、最も大事なことは自分の声。これを忘れずにいきたいですね^^