【仕事で悩む20代30代へ】転職・退職の準備が完了した瞬間とは?ドラゴン桜の三田則房さんの名言

プロが教える転職のコツ

仕事を辞めたい
明日仕事に行きたくない

きっと誰もが一度は思うことでしょう。僕も、いま同じ心境です。

そんなとき、『汗をかかずにトップを奪え』という本を読みました。

 

マンガ『ドラゴン桜』を書いた、三田紀房さんが著者の本です。

仕事に効くクスリになる本で、20代、30代にオススメの良書です!

・指名される社員になれ!
・終身雇用は崩壊した
・自分のファンを作れば道は開ける

 

ドラゴン桜の桜木先生とは

ドラゴン桜の桜木先生が、読者に語るというスタイルで書かれている本です。

本音を隠さずズバズバ話すキャラクターです。

 

「仕事探しはじぶんさがしだって?冗談もほどほどにしろ」

「自分さがしの旅と称して、世界を旅することがある。自分を見つけるため旅をするそうだ。まったく、アホかといいたい」

 

こんなことをを平気でいうキャラクター、それが桜木先生です。

僕はこの本を書いている三田紀房さんは、大好きな作家さんで、ドラゴン桜も全巻持っていて、三田紀房さんの別の著書も4冊持っているほどです。

 

僕が仕事を辞めたいと思っている話に戻しましょう。

『汗をかかずにトップを奪え』の中では、仕事をやめるなともやめろともいいません。

本書の主張は「指名される社員になれ」ということ。

どういうことなのでしょうか。

 

会社員のゴールは、定年ではない

本書の主張である「指名される社員」とはこんな感じです。

 

今までの会社員のゴールは、定年だった。でもそれも今や昔。
今は、どんな大企業でも倒産してもおかしくない。

終身雇用の時代とは、状況が違う。
だからこそ、新しい目標が必要になった。

新しいゴール、それは「いつでも会社を辞められること」いつでも会社をやめられる状態とは何かというと、指名されることだ。

指名されると、会社ではない、他でもない、あなた自身を見ている。これができるようになると、会社を頼らず仕事ができている何よりの証拠だ。

・『汗をかかずにトップを奪え』より引用

 

確かに時代が変わったのに、同じ目標では、心許ないです。

では、指名とはなんでしょうか。

 

指名される社員とは名指しされること

会社に寄りかからず生きていけると、余裕がでます。大事なことは、会社以外に収入源を持つことです。

『汗をかかずにトップを奪え』では、安易に副業や投資を進めてはいません。

 

その前に大切なこと。それが指名です。

指名とは、この仕事は〇〇さんでお願いします、と名指しされることです。

 

いや、名指しくらいとっくにされてるよ

というあなた。本当にそうでしょうか。

長く会社員をやっていると「1億円の取り引きに成功させた」など大きな実績がある人もいるでしょう。

 

では聞きます。それは、あなただけの力ですか。

「××社の〇〇さん」だから成功した仕事じゃないですか?

線引きが難しいですが、会社の実績と、あなたの実力を切り離すことが大切です。

 

指名される人とは~キャバクラ嬢の場合

本書では、わかりやすい例として、キャバクラ嬢の例をあげています。

新人ホステスは、店に来た客を接客する。店から給料をもらっている状態だ。

だが徐々に〈○○ちゃんいる?〉と客に気にされるようになる。さらに進むと〈○○ちゃんがいないなら帰るわ〉という客が出てくる。

こうなると、自分の名前で店に客を呼んでいることになる。仮に、独立して新しく店を作るとしたら、客がついてくるだろう。

これが〈指名〉である。

・『汗をかかずにトップを奪え』より一部改訂し引用

 

「他でもない、お前さんにお金を払うこと、これが指名である」と本では説明されています。

そして「指名さえもらえれば、いつでも会社をやめられる準備ができた」と考えていい。

ドラゴン桜の桜木先生、いや著者である三田紀房さんは、そう指摘しています。

 

【まとめ】『汗をかかずにトップを奪え』

・会社員のゴールは定年ではない、指名である
・会社に頼らない状態が、名指しで指名されること
・独立や起業を必ずしもする必要はないが、指名されれば、その準備ができたことになる

 

「仕事辞めたいなぁ、でも辞めても次が決まらない」「どうしよう、明日行きたくないなぁ」

などというモヤモヤした気持ちに一喝してくれる良書です。

仕事で悩んでいる20代30代の若い世代に読んでほしい一冊です。

 

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