ブラック企業問題がはびこる昨今、ブラック企業に入社しないことが肝心ですね。
では、どういう会社がブラック企業なのでしょうか。
ブラック企業の判断基準が必要かと思い、いろいろと探してみたら見つかりました。
「社員を使い捨てにする会社」の見分け方 | 就職四季報プラスワン | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準
今回は、この記事から引用しつつ、僕が入社したワタミの事例を紹介します。ブラック企業の選別の目安になるかと思いますので、参考にしてくださいね!
社員使い捨て企業の説明会は、やたら夢を語る
問題のある企業は、熱狂的な会社説明会を開催することが多いようです。社員はハイテンション、社長も出席して熱く夢を語ります。
社長が熱く夢を語ること自体は悪いことではありません。
しかし、大企業でもないのに「私たちと一緒に世界を変えよう」「グローバルでオンリーワン企業を目指そう」などという言葉がポンポン飛び出すようならば、冷静になってください。
確かに大きな夢はあってもいいと思います。ですが、あまりにも具体性に欠ける場合は、一呼吸おきましょう。
こういう会社には「どういう仕事で世界に貢献するのか」「何の業界で、どういう事業計画で世界進出するつもりなのか」質問しましょう。
あいまいな返答なら注意が必要です。
ブラック企業かどうかもそうですが、中長期的なビジョンがない会社と評価できます。将来性の有無という意味でも注意したいですね。
会社の夢より業務内容が大事
会社のビジョンも大切ですが、同じくらい重要なことが、入社後の業務内容です。
どんなに大きな夢でも、所詮は会社全体の夢。あなたのする仕事ではありません。
一番大切なことは「あなたが入社後にする仕事」です。
ワタミは、やたらと夢ばかり語ってきました。
「ワタミの夢は『ありがとう』を集めること」
「ワタミの夢と君の夢を重ねてほしい」
などと言っていました。とにかく夢ばかり語っていました。
夢や目標ばかり語り、実際の仕事をあまり話さない会社は、「もし御社に入社したら、どういう仕事をするんでしょうか」
こういったことを、説明会や面接で質問した方がいいですね。
簡単に内定を出す
基本的に、面接官は感じがよくてやさしいこと多いです。圧迫面接のような厳しい質問はほとんどないでしょう。
いわゆる「ブラック企業」は社員という消耗品を欲しています。とにかく入社させるために、親切にやさしく接してきます。
しかも、1~2回の面接で内定が出ることがあります。
短期間酷使して、使い物にならなければ辞めさせればいいと思っているので、簡単に内定を出します。
「簡単に内定を出す」これは僕が入社したワタミに似ています。
ワタミの場合も面接という雰囲気はまるでなく、面接官は学校の先輩のような雰囲気で接して来ました。
ワタミ曰く「面接ではなく面談」そういっていました。
質問内容も
「働くことに不安はない?」
「将来どうなっていきたいの?」
などといったことでした。
簡単に内定を出す理由は「どうせ辞めるから」
ワタミからみれば、居酒屋の仕事は、若くて健康なら誰でも出来るとわかっています。
「とりあえず入社させて、出来ればよし、無理なら辞めても構わない」そんな風に考えていたのでしょう。
ワタミ流の面談ですが、今思えばワタミにとって都合の良いものでした。
面談とは、ワタミ側から学生を落とさないシステムなのです。学生側が「ワタミに入社したいです」といえば、誰でも入れる状況でした。
「まぁいいか。とりあえず取っちゃえ」が出来る状況です。
そう考えると恐ろしい…(;’∀’)
ワタミの同期は300人
実際に僕がワタミに入社した2009年。同期だけで人数が300人いました。
新卒が辞める前提の大量採用といえるでしょう。
「面接では選別せずに、採用してから選別しよう」というワタミ側の意図が見えますね。
ちなみに、僕がワタミに入社した2009年当時は「ブラック企業」という言葉もなく、ワタミの噂もそこまで悪くはありませんでした。
これくらいの数は集まる時代でしたね。
ブラック企業には、とにかく入社しないように注意することが大事ですね。
それでは『ブラック企業に就職しないための見分け方―新卒で就活・転職する人は要チェック』は以上です!