【就職して3年以上たった20代向け】会社を辞めて転職したい理由を明確にしよう!

プロが教える転職のコツ

「こんな会社、やめてやる!」

こんな風に思ったことはありませんか?

僕はあります。1度だけじゃなく何度も。

 

サラリーマン野宿旅』という本のなかで、こんな一節を見たことがあります。

「みんな会社を辞めたいというけれど、それはウソだ。
会社を辞めたいんじゃない。会社員を辞めたいんだ」

 

始めて聞いたとき、大きくうなづいたことを覚えています。

確かに、今の仕事「会社」を辞めて転職したところで「会社員」からは逃れられません。

ちなみに著者の方は、30代後半で4回転職の経験がある方でした。

 

会社員から逃れるには、起業するしかありません。

今の仕事に不満があり転職したとしても、転職が必ずしも今の仕事の悩み解決にはならないということです。

今回は、転職するかどうか考えるとき考えてほしいことをまとめます。

ぜひ最後までお付き合いください!

不満を正直に書きだす

まず、何が不満なのか書き出してみましょう。

誰に見せるわけではないので、思ったままでいいですよ!

 

「今日で10連勤だ」

「また残業かよ、やってらんねー!」

「○○店長うぜー。マジムカつくわ」 

 

ちなみに、これらは以前の職場である某飲食店ワタミにいた頃の僕の日記抜粋です(^^)

日記のように書いてもいいですし、箇条書きでもいいでしょう。

とにかく、自分の考えにフタをせずに、自由に書いていきます。

 

何が我慢できて、何が我慢できないか判断する

個人的に最も大切だと思う事です。

「何が我慢できて、何が我慢できないのか」という部分です。

 

先ほどの日記で書くなら

10連勤→シフト制による休日出勤があることが問題

残業→労働時間の長さが問題

○○店長うぜー→人間関係の問題

という変換ができます。

 

私にとって「シフト制による休日出勤を無くしたいこと・労働時間の長さ」この2つは我慢できないことでした。 

店長が嫌いという部分は、店を異動したりするまでの辛抱だったので、我慢できると判断しました。

こうして、我慢できること、できないことに分けて考えます。

 

なぜこれが必要かというと、全ての面に満足する会社などあり得ないからです。

会社で勤めていく限り、何かしらの我慢を強いられます。会社はディズニーランドではないので「楽しい」「面白い」ばかりではありません。

 

時には自分のせいではないのに謝らないといけないこともあるでしょう。

とにかく感情的にならず、クールになりましょう!

冷静に我慢できること、できないことを考えます。

 

何が問題なのかわかったら、どうすれば解決できるか考える

僕の場合は、労働時間の長さとシフト制による休日出勤を解決したいとわかりました。

ここで少し掘り下げてみました。

この二つを解決したいということは、ワークライフバランスの追求がしたい

ということがわかります。

 

私が以前に働いていた職場はワタミ。年中無休で365日営業していました。

ということは、シフト制は必須です。店長だとしても365日ずっといるわけにはいきませんからね。

長時間労働ですが、店の営業時間が13~15時間ほどなので、労働時間が1日8時間など、そもそも無理があることがわかりますね。

では、どうするか、次で考えましょう!

 

解決できないとしたら、それは自分の力ではどうにもできないのか。 それとも、上司にかけあうなど努力可能か

今までの考察でわかったことは、僕が飲食店で働く限り、ワークライフバランスの追求は、無理なことがわかりました。

 

「よし、じゃあ転職だ!」

と言いたいところですが、もう少し考えてみましょう。解決策は、本当に転職しかないのでしょうか。

 

たとえば、転職以外に同じ会社で部署異動は申請できないのか。

同じ仕事で立場が変わったらどうなるかなど、転職以外の方法も考えてみましょう。

白か黒か、だけではなくグレーもある という広い視野で見てほしいですね!

 

譲れない不満が、自分の努力で解決できないなら、転職を意識する

ここまで考えて
「譲れない不満が、自分の努力で解決できないなら、ここで始めて転職を意識する」
という段階に入ります。

このように、何が問題なのかを確認し、自分の努力で改善できるかどうか、ハッキリさせることが大切です。

 

僕の例のように、自分の努力ではどうにもならないこともありますし、自分の行動次第で、変わる余地が残されているかもしれません。

 

そして、様々な可能性を探り、最適な答えを探していきます。
考える過程で大切なことは、先に話した通り、感情的にならず冷静に判断することです。

 

【まとめ】二者択一で考えない

今回は「もういやだ、転職だ!」となったとき、どういうことに気を付けて考えればいいか、という内容でしたね。

精神的に疲れがあると、辞めるか、転職かという二者択一しかないように思えてきます。

 

これも先ほど言いましたが、白か黒か、だけではなくグレーもあるという考え方でいいと思うのです。

もしかしたら、答えはすぐに見つからないかもしれません。

 

自分にとってどういう働き方が最適なのか、考え続けることそのものが大切なことかもしれませんね^ ^

仕事は生活にかかわる一生の問題ですから、あせらずゆっくり考えましょう!

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