
もう転職したい。でも未経験いいの?

20代だし、まだいけるかな
いろいろな悩みはあると思います。
僕も同じでした。ワタミというブラック企業に新卒で入社したのが運の尽き。
サービス残業地獄。酔っ払った客からの罵声。こんなに苦労してんのに、少なすぎる給料。
僕は、ほとほとイヤになりました。
「もう外食企業をやめよう。別の仕事をしよう」
僕は、こう思って転職活動を始めました。
ワタミとは全く別の仕事をしたかった僕は、次にしたかった仕事は、事務職。
内勤でまったり働いていきたかったんです。
でも、現実は厳しかった。
なかなか転職先が決まらず、1年近く転職活動をするハメになりました。
そんな僕が、これを見ているあなたのために、未経験での転職がなぜ厳しいか、転職活動前に知っておきたかったことを書きます。
・経験者と同じ土俵に上がることになる
・未経験だと働く姿がイメージできない
経験者と同じ土俵で戦うことになる
転職活動となると、応募者は多数います。その中には、あなたと同じ未経験の人もいますが、経験者もいます。
経験者と同じ土俵で戦わなくてはならないのです。
要はこういうことです。
「年齢が同じ、学歴も同じ、雰囲気・人間性も同じであれば、経験者と未経験者のどちらに来てほしいか」
ということなんです。
もう書くまでもありませんが、こうなってしまうと経験者有利と言わざるを得ません。
働く姿がイメージができない
経験者であれば、もし自社に転職した場合、あなたの働いているイメージができます。
理由はもちろん、仕事内容が似通っているためですね。さらに、同じ業界であれば、即戦力として期待もできます。
ですが未経験だと、働いているイメージがつきません。

ウチの会社の仕事がこの人に合うのか
仕事についていけるか
こういったところが未知数なため、どうしても積極的な姿勢はとりにくくなります。
このように、採用担当者の目線で考えることは重要なポイントです。
なぜなら、あなたが採用されるかどうかは、相手が決めることだからです。
相手に求められないといけませんからね。
採用担当者はリスクをとりたくない
そもそもなぜ、経験の有無を気にするのかといえば、リスクをとりたくないからです。
そのあたりは、採用担当者の立ち位置が関係してきます。
採用担当者がどのような人間か、会社での立ち位置を考えたことがありますか。
少なくとも、1次面接や書類選考の段階では、会社内の立ち位置が高くない立場の人が多いです。
会社にもよりますが、一般的に採用までの流れは、こうなります。
書類選考→1次面接(2次、3次と回数は会社による)→役員や社長など、決定権を持つ人の面接
これを考えると、はじめに出てくる採用担当者は、書類選考や1次面接など「こういう人を通過させます」と上司に 報告しなければいけません。
では「どういう人を通過させれば無難か」という話になってきます。
採用担当者もサラリーマンですから「なんでこの人を通過させたのか」という上司からの質問に答えなければいけません。
そうなったときに、もっとも無難な理由が「経験がある」ということなんです。
未経験者を自分の選考段階で通過させてしまうと「この人は、未経験だけど大丈夫か」と採用担当者が上司に突っ込まれるんです。
サラリーマンとしては、上司にいちいち突っ込まれたくないですよね。だからこそ、少なくとも自分のところでは、無難な人間を選考で通過させたがります。
未経験から事務職へ転職は無理なのか?
ここまで厳しいことを書いてきましたが、未経験で事務職への転職は本当に難しいです。
でも、このままでは終われません。
未経験で転職したい事実は変わらないわけですから「こういったことを知ったうえでどうするか」ということです。
ここまでくればカンタン!今までのポイントを逆に考えましょう。
→働く姿をイメージさせる職務経歴書にする
●採用担当者はリスクを取りたくない
→あなたを採用するリスクがないアピールをする
詳しい職務経歴書の書き方はコチラに書いています。

事務職未経験でも、決して諦めず転職活動しましょう!